こんにちは。神戸市垂水区にある春藤歯科医院です。
親知らずを抜いた後、「痛みがなかなか引かない」「腫れがひどい」「血が止まらない」といった症状に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
抜歯後の痛みや腫れは、多くの方に見られる症状ですが、適切なケアを行うことで回復を早めることができます。一方で、痛みが長引く場合や強くなる場合には注意が必要です。
本記事では、親知らずの抜歯後によくある症状とその対処法、抜歯後の注意点、そして出血が止まらない場合の対処法について詳しく解説します。
抜歯後によくある症状と対処法

痛みが続く
抜歯後の痛みは、通常2~3日でピークを迎え、その後徐々に落ち着きます。しかし、1週間以上経っても痛みが引かない場合や、日に日に痛みが強くなる場合は、炎症や感染、ドライソケットの可能性も考えられます。
対処法
・痛み止めを適切に服用する(処方されたものを指示通りに)
・抜歯した部分を清潔に保つ(うがいのしすぎは避ける)
・喫煙や飲酒を控える(治癒が遅れる原因になる)
・強い痛みが続く場合は歯科医院へ相談
腫れ
親知らずの抜歯後は、腫れが起こることが一般的です。抜歯後2~3日目が腫れのピークとなり、1週間ほどで落ち着いていきます。
腫れを抑える方法
・抜歯後すぐに冷やす(保冷剤をタオルで包み、10分冷やして10分休むを繰り返す)
・血流が良くなる行動を避ける(運動・飲酒・長風呂など)
・腫れが長引く場合は歯科医院へ相談
口が開きづらい
顎の筋肉が緊張し、一時的に口が開きづらくなることがあります。特に親知らずの抜歯後は数日間、口を開けるのがつらいことがあります。
対処法
・無理に開けようとしない
・少しずつストレッチをする(痛みがない範囲で)
・硬い食べ物は避ける
隣の歯がしみる・痛む
抜歯後、隣の歯がしみたり痛むことがあります。これは一時的なもので、通常数日から1週間程度で改善します。
対処法
・冷たいものや熱いものを避ける
・歯磨きの際に優しく磨く
・痛みが続く場合は歯科医院へ相談
あざ(内出血)ができる
頬や顎に内出血が起こることがあります。これは抜歯時の処置によるもので、1~2週間ほどで自然に消えます。
対処法
・冷やして炎症を抑える
・時間の経過とともに薄くなるので様子を見る
しびれ
下顎の親知らずを抜いた後、唇や顎にしびれを感じることがあります。神経に影響が出た場合、一時的なしびれが残ることがあります。
対処法
・ほとんどの場合、数週間~数ヶ月で自然に回復
・しびれが強い場合や長引く場合は歯科医院へ相談
ドライソケット
抜歯後、血の塊(血餅)が取れてしまい、強い痛みを引き起こすドライソケットになることがあります。特に下顎の親知らずを抜歯した際に起こりやすいです。
予防方法
・強いうがいをしない
・喫煙・飲酒を控える
・抜歯部位を舌や指で触らない
・強い痛みが続く場合は歯科医院へ相談
抜歯後の注意点

出血を止めるために
・抜歯後30分~1時間は清潔なガーゼを噛む
・うがいをしすぎない(血の塊が取れてしまう原因になる)
運動や飲酒を控える
血流が良くなると出血しやすくなるため、運動・飲酒・長風呂は避けてください。
抜歯した部分を触らない
舌や指で触ると、感染やドライソケットの原因になります。
食事の注意点
・柔らかいものを食べる(おかゆ・スープ・ゼリーなど)
・熱いもの・辛いもの・硬いものは避ける
薬をしっかり服用する
歯科医院から処方された抗生物質や痛み止めは最後まで飲み切ることが大切です。
歯磨きの注意点
抜歯当日は、優しく磨くようにしましょう。翌日以降は、患部を避けながら少しずつ清潔に保ちます。
血が止まらない場合の対処法

ガーゼをしっかり噛む
清潔なガーゼを再度当て、30分~1時間噛み続けてください。
うがいを控える
何度もうがいをすると血の塊が流れ、出血が止まりにくくなります。
運動・飲酒・喫煙・長風呂を避ける
最低でも24時間は控えることをおすすめします。
神戸市垂水区で抜歯なら【春藤歯科医院】へ
親知らずの抜歯後は、痛みや腫れが出ることが一般的ですが、多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。適切なケアを行うことで、治癒を早め、痛みを軽減することができます。 もし、痛みが長引く・出血が止まらない・しびれが続くなどの症状がある場合は、無理をせずに当院へご相談ください。神戸市垂水区にある春藤歯科医院では抜歯後の回復をサポートし、安心して治療を受けていただけるよう対応いたします。