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子どもの口呼吸は歯並びにも影響!?

こんにちは。神戸市垂水区にある春藤歯科医院です。
「子どものお口がポカンと常に開いている」
「口呼吸は、歯並びに影響するって聞いたけど本当?」などのお悩みはございませんか?
お子さまが日常的に口呼吸をしていると、上唇が白くなるなどのサインが見られます。口呼吸は歯並びや健康に影響を及ぼす可能性があるため、早めに気づくことが大切です。
本日は子どもの口呼吸と歯並びへの影響について詳しくお伝えします。

口呼吸をしている子どもの特徴

口呼吸の男の子

子どもが口呼吸をしていると、上唇が白くなるなどの特徴が見られます。日常的な口呼吸にいち早く気付くために、どのような特徴があるのかをお伝えします。

上唇が白くなる

口呼吸をしている子どもは、上唇が乾燥しやすくなるため、白っぽくなることがあります。これは、口が常に開いていることで唇の水分が蒸発し、乾燥しやすくなるためです。
とくに冬場や乾燥しやすい環境では、唇が荒れやすくなります。唇の乾燥を防ぐには、鼻呼吸を習慣づけることが大切です。

唇をなめる

口呼吸をしていると、唇が乾燥しやすくなるため、無意識のうちに唇をなめる癖がつくことがあります。しかし、唇をなめることでさらに乾燥が進み、ひび割れを起こしやすくなります。

汚れが前歯の先につく

通常、口を閉じて鼻で呼吸していると、唾液が口の中を潤し、歯の汚れを自然に洗い流してくれます。しかし、口呼吸をしていると唾液の分泌が減り、前歯の先に汚れがつきやすくなります。そのため、歯の表面に歯垢がたまりやすくなったり、着色が付きやすくなったりすることがあります。

発音が悪い

口呼吸の子どもは、舌の位置が正しくないことが多く、不明瞭になることがあります。とくに、「サ行」や「タ行」の発音が不明瞭になりやすい傾向があります。これは、舌が正しい位置に収まらず、発音に必要な動きを適切におこなえないためです。

姿勢が悪い

口呼吸の子どもは、無意識のうちに猫背になりやすい傾向があります。これは、口を開けていることで舌の位置が下がり、気道を塞いでしまうことが原因です。
気道が狭くなると呼吸がしづらくなるため、無意識のうちに頭を前に突き出して気道を確保しようとする姿勢をとります。そうすると猫背になってしまいます。
また、長時間スマートフォンを見たりゲームを使用をしたりすると、さらに姿勢が悪化することがあります。

なぜ口呼吸になってしまうの?

口呼吸で歯並びが乱れている男の子

口呼吸の原因はさまざまですが、主に以下のような理由が考えられます。

鼻詰まり

アレルギー性鼻炎や風邪、副鼻腔炎などによる鼻詰まりがあると、鼻で十分に呼吸ができず、口呼吸の習慣がついてしまうことがあります。とくに慢性的な鼻詰まりがある場合、無意識のうちに口を開けることが習慣化してしまうため、鼻の状態を改善することが必要です。

歯並び

歯並びが乱れていると、口を自然に閉じることが難しくなり、口呼吸になりやすくなります。とくに、出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)などの不正咬合がある場合は、唇が閉じにくくなり、口呼吸が習慣化してしまうことがあります。

顎の成長

顎の発育が不十分な場合、口を閉じるための筋力が不足し、口呼吸が習慣になってしまうことがあります。とくに、幼少期に柔らかい食べ物ばかり食べていると、顎の発達が不十分になり、口を閉じにくくなることがあります。

扁桃肥大(へんとうひだい)

扁桃腺(口蓋扁桃)が大きい子どもは、気道が狭くなるため、自然と口呼吸になってしまうことがあります。とくに、寝ているときにいびきをかいていて、呼吸が苦しそうな場合は、扁桃肥大が原因の可能性があります。

筋力の発達不足

口周りの筋肉が十分に発達していないと、口を閉じる力が弱くなり、口呼吸の原因になります。とくに、口輪筋(口の周りの筋肉)が弱い子どもは、無意識のうちに口をポカンと開けたままにしてしまいます。

口呼吸が及ぼす影響

口を診てもらっている男の子

口呼吸は健康にさまざまな悪影響を及ぼします。とくに、風邪をひきやすくなったり、虫歯のリスクが高まったりするほか、歯並びや顔の形にも影響があります。どのような影響があるのか詳しく見ていきましょう。

風邪をひきやすくなる

口呼吸をしていると、鼻のフィルター機能を活用できず、ウイルスや細菌が直接喉に侵入しやすくなります。
鼻呼吸の場合、鼻毛や粘膜が異物を除去し、空気を適切な湿度と温度に調整する役割を果たします。
しかし、口呼吸ではこれらの機能が働かないため、喉の乾燥を引き起こし、免疫機能が低下しやすくなります。その結果、風邪やインフルエンザにかかるリスクが高まります。

虫歯になりやすくなる

口呼吸は唾液の分泌を減少させ、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液には、細菌の繁殖を抑え、歯の再石灰化を助ける重要な役割があります。
しかし、口呼吸によって口の中が乾燥すると、虫歯菌が増殖しやすくなるため虫歯のリスクが高まります。
就寝中に口呼吸をしていると、長時間にわたり唾液の分泌が低下し、虫歯が進行しやすい状態になります。

口臭が出る

口呼吸を続けると、口腔内が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。その結果、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)が増加し、不快な口臭を引き起こします。
とくに、朝起きたときに口が乾いている場合や、日中に口の中がネバつく感じがする場合は、口呼吸が原因で起こっている可能性があります。

いびきをかきやすくなる

口呼吸は、舌や口蓋(上あご)が下がり、気道が狭くなる原因となります。そのため、睡眠中に空気の通り道がふさがれやすくなり、いびきをかきやすくなります。
重度の場合は「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすこともあります。これにより、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力の低下につながることがあります。

歯並びや顔の形が悪くなる

口呼吸を続けると、舌の位置が下がり、歯列や顎の発達にも影響を及ぼします。成長期の子どもにおいては、上顎の成長が妨げられ、歯並びが乱れる原因になります。
また、口呼吸をしていると、口周りの筋肉が適切に使われず、顔の形が細長くなる「アデノイド顔貌(がんぼう)」になることがあります。将来的に矯正治療が必要になる可能性もあるため、早期に口呼吸を改善することが重要です。

子どもの口呼吸を改善するには?

子どもに指導を行う歯科衛生士

口呼吸を改善するためには、矯正治療やトレーニングを取り入れることが有効です。子どもの口呼吸を改善するためには、以下のような方法があります。

矯正歯科治療を行う

当院では、インビザラインファーストを取り入れています

歯並びの乱れや顎の発達不良が原因で口呼吸になっている場合、矯正治療が効果的です。
当院では「インビザラインファースト」を導入しており、子どもの矯正治療をおこなっております。インビザラインファーストは、シン・中心位®️の定義にのっとった矯正治療で、適切な咬合にしながら歯列を整えることができます。
インビザラインファーストは、1日22時間以上の装着が推奨されており、成長期の子どもでも無理なく矯正治療を進めることが可能です。
また、透明なマウスピース型のため、見た目を気にすることなく矯正を続けられます。
取り外しが可能なため、食事や歯磨きも普段通りおこなえ、人気のある治療法です。

口周りの筋肉を鍛える

口呼吸の改善には、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングが有効です。具体的には、以下のような方法があります。

あいうべ体操

口を大きく開けて「あ・い・う・べ」と発声することで、口輪筋を鍛える

舌のトレーニング

舌を上顎につける習慣を身につけ、正しい舌の位置を保つ

ガムトレーニング

硬めのガムを噛むことで咀嚼筋を鍛える

これらのトレーニングを毎日継続することで、口呼吸を自然に鼻呼吸へ改善することができます。

耳鼻咽喉科に相談する

鼻づまりやアデノイド肥大が原因で口呼吸になっている場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
慢性的な鼻づまりが続くと、口呼吸の習慣が定着してしまうため、早めの対処が必要です。
医師の診断により、適切な治療(点鼻薬の使用や手術など)が受けられます。

神戸市垂水区でインビザラインファーストなら【春藤歯科医院】

口呼吸は、風邪や虫歯、口臭、いびき、歯並びの乱れなど、多くの健康リスクを引き起こします。とくに、成長期の子どもにとっては、歯列や顔の発育に悪影響を及ぼす可能性があるため、早めに相談し、改善を目指すことが大切です。
改善方法としては、矯正治療(インビザラインファースト)、口周りの筋肉トレーニング、耳鼻咽喉科での診察などがあります。お子さまの健康な成長のために、口呼吸のサインがあれば早めに対策を取りましょう。
お子さまの口呼吸や歯並びが気になる方は、当院までご相談ください。

春藤歯科医院のインビザラインファーストについてはこちらから⇨

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