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歯医者のホワイトニングは効果が高い?メリット・費用・サロンとの違い

こんにちは。神戸市垂水区にある春藤歯科医院です。

ホワイトニングによって美しい歯の女性

ホワイトニングを検討している方のなかには「歯医者のホワイトニングでどのくらい白くなるの?」と効果について気になっている方が多いのではないでしょうか。実際には、歯医者でおこなうホワイトニングの効果には個人差があります。

そこで今回は、歯医者でのホワイトニングの効果やメリット、平均費用などについて解説します。歯医者でホワイトニングを受けるかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

歯医者のホワイトニングは効果が高い?

歯医者でホワイトニングをしている様子

ホワイトニングの方法として、セルフホワイトニングや市販のホワイトニング商品の使用を検討している方もいるかもしれません。

しかし、セルフホワイトニングや市販のホワイトニング商品では歯の表面に着いた汚れを落とすことしかできず、歯そのものを白くする効果は期待できません。

一方、歯医者でおこなうホワイトニングでは濃度が高い薬剤を使用するため、本来の歯以上の白さを目指すことも可能です。そのため、まずは患者さんご自身が「どの程度の歯の白さを目指したいか」を明確にし、自分に合った方法を選択することが大切です。

歯医者でホワイトニングをするメリット

歯医者でホワイトニングをするメリットイメージ

では、歯医者でホワイトニングをするとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、歯医者でホワイトニングをするメリットについて解説します。

清潔感が得られる

歯が黄ばんだり汚れていたりすると「清潔感がない」「きちんと歯の手入れができていない」などの悪い印象を与えることがあります。

歯医者でホワイトニングをおこない、歯が白くなると清潔感が得られるでしょう。特に、人と会話をする機会が多い接客業の方や就活中の方などであれば、相手に与える印象を良くすることができます。

結婚式や成人式などの写真撮影を控えている方も歯科医院でホワイトニングをする方が多いでしょう。

笑顔に自信が持てる

歯の黄ばみや着色汚れなどが気になると、笑顔がぎこちなくなりがちです。歯の色が気になって口元を隠す方もいるかもしれません。

しかし、ホワイトニングで白い歯を手に入れれば、笑顔にも自信が持てるようになるでしょう。「歯が黄色いと思われたらどうしよう」という不安な気持ちも解消され、魅力アップに繋がります。

セラミック治療に比べて費用が抑えられる

歯の印象をよくするための方法として、セラミック治療があります。セラミック治療では天然の歯を削ってセラミック(陶材)の被せ物を装着するため、1本あたり十数万円かかることが一般的です。

しかし、ホワイトニングであれば、セラミック治療よりも費用を抑えて歯を白くすることが可能です。また、健康な天然の歯を削る必要がないこともメリットのひとつといえるでしょう。

虫歯の予防になる

ホワイトニングをする前には、歯のクリーニングをおこなうことが一般的です。歯の表面の着色汚れを取り除くことでホワイトニングの効果を高めることができます。クリーニングにより歯の汚れを取り除くことで、口腔内を清潔な状態に保てるため虫歯の予防にも繋がります。

また、ホワイトニング後は白い歯を維持するために歯磨きを丁寧におこなう方が多いです。その結果、虫歯や歯周病の予防にもなるでしょう。

歯医者でホワイトニングをするときの平均費用

歯医者でのホワイトニング費用を提示されている様子

歯医者でのホワイトニングを検討している方のなかには費用が気になっている方も多いのではないでしょうか。ここからは、ホワイトニングをするときの平均費用について確認しましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯医者で専用の薬剤を用いて行うホワイトニングです。このときに使用する薬剤は、歯科医師や歯科衛生士のみが取り扱うことができる高濃度の過酸化水素を含む薬剤です。歯の内部から漂白するため、即効性があり、短期間で白さを実感できます。

1回あたりの施術時間は30分〜1時間半程度で、費用は1回あたり約1万円〜7万円程度が相場です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、歯医者で処方された薬剤と専用のマウスピースを用いて患者さん自身でおこなうホワイトニングです。マウスピースの内側にホワイトニングの薬剤を塗布し、歯に装着して歯の着色汚れを分解していきます。

ホームホワイトニングは繰り返しおこなうことでゆっくりと薬剤が作用していくため即効性はありませんが、色戻りしにくいという特徴があります。

1回あたりのマウスピースの装着時間は90分程度です。マウスピースを作成する場合にかかる費用は1万5,000円〜4万円程度、1週間分の薬剤の費用は5,000円〜1万円程度です。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせたホワイトニングです。つまり、歯医者でホワイトニングを受けたあとに、自宅でもホワイトニングを行います。

デュアルホワイトニングではホームホワイトニングだけをおこなうよりも早い効果が期待でき、ホームホワイトニングを繰り返すことでさらなる白さが得られます。色戻りしにくいのも特徴です。費用は5万円〜8万円程度が相場です。

歯医者でホワイトニングをすると何回で白くなる?

複数回歯医者でホワイトニングをして歯が白くなっている人

歯医者でホワイトニングを行う場合、理想の白さを得るためには施術をくり返す必要があります。ここでは、ホワイトニングで白くなるまでの回数について解説します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは即効性の高い方法ですので、1回の施術でも効果を実感することは可能です。

とはいえ、理想の白さを得るためには3回ほど施術を繰り返す必要があるでしょう。オフィスホワイトニングの場合、週に1回程度通院して施術を受けることが一般的です。3回ほどホワイトニングをすることを考えると3週間ほどかかることになります。

なお、オフィスホワイトニングは即効性が高いものの、色戻りが早いというデメリットがあります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングはゆっくりと効果が現れます。効果が実感できるまでには毎日施術を続けて2週間ほどかかることが一般的です。また、理想の白さが得られるまでには2ヵ月ほどかかります。

オフィスホワイトニングに比べると効果が出るまでに時間がかかりますが、効果は1年ほど持続します。そのため、即効性よりも効果の持続期間を重視する方に選ばれています。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングは、理想とする白さによって施術を行う回数が異なります。例えば、ホームホワイトニングを1回おこない、オフィスホワイトニングを週に1〜3回程度おこなうこともあります。

効果は、1年~2年程度持続することが一般的です。

歯医者とサロンのホワイトニングの違いは?

歯医者とサロンのホワイトニングの違いについて考えている女性

歯医者でのホワイトニングを検討している方のなかには、サロンのホワイトニングとの違いが気になっている方もいるでしょう。

近年ではホワイトニングサロンやエステサロンでもホワイトニングの施術が受けられ、サロンなどの機器を用いて自分で施術をおこなうセルフホワイトニングという方法も主流です。

これらの大きな違いは薬剤です。歯医者でおこなうホワイトニングでは過酸化水素を含んだホワイトニング薬剤が用いられます。この薬剤には歯の内部を漂白する作用があり、歯科医師や歯科衛生士のみ取り扱いが可能です。

一方、サロンでのホワイトニングに用いられるのはポリリン酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムなどです。これらは歯の表面の着色汚れを分解する効果はありますが、内部から白くすることはできません。

つまり、自分の歯本来の色味を取り戻すことはできても、本来の歯以上の白さを手に入れることはできないのです。

まとめ

ホワイトニングによって美しい歯の女性

歯医者で受けられるホワイトニングには、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3種類があります。

歯医者で行うホワイトニングはサロンで行なうものとは異なり、歯の内部から漂白することが可能です。そのため、本来の歯の色以上の白さを目指したい方に選ばれています。

ホワイトニングの種類によって特徴や費用が異なりますので、予算やライフスタイルなどを考慮し、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。施術を受ける回数や頻度などは歯の状態や理想とする白さによって異なりますので、まずは歯科医院で相談してください。

ホワイトニングを検討されている方は、神戸市垂水区にある春藤歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院では、マウスピース矯正(インビザライン)や小児矯正(インビザライン・ファースト)、ホワイトニングだけでなく、虫歯治療や歯周病治療などにも力を入れています。診療案内はこちらご予約矯正相談もお待ちしております。

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