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5歳までがポイント!子どもの受け口の原因と治し方をチェック

みなさんこんにちは!
神戸市垂水区の歯医者「春藤歯科医院」です。
お子さまの歯並びに関して、気になってきたけどそのままでも大丈夫かな?
と悩んでいる親御さんもいらっしゃるかと思います。
特に「受け口(反対咬合)」は、成長とともに悪化することがあるため、早めの対策がとても大切です。
今回は、受け口の特徴や原因、治療法、予防のポイントについて、わかりやすくご説明します。

受け口ってどんな状態?

受け口のイラスト

受け口とは、下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまう噛み合わせのことです。
乳歯の時期に見られる場合もありますが、そのまま放置すると、永久歯への生え変わりの際にさらに悪化する恐れがあります。
子どもの受け口には、次のような影響があります。

・ごはんが食べにくい(噛み合わせが悪くなるため)
・「さ行」「た行」の発音がしにくい
・あごがしゃくれて見えることがある
・上下の歯がしっかり合わないため、虫歯や歯周病のリスクが高まることも

どうして受け口になるの?

指しゃぶりをする子ども

① 生まれつきの体質や骨格(遺伝的要素)

家族に受け口の方がいると、似た傾向になることがあります。
特に下あごが前に出やすい骨格だと、成長とともに目立つようになることがあります。

② 日々のクセや姿勢などの生活習慣(後天的な影響)

・指しゃぶりや、舌で歯を押す癖
・頬杖をつく習慣(あごの歪みを招く)
・噛む回数が少ない柔らかい食事
最近では、長時間のスマホやゲームによる猫背姿勢も、あごの成長に悪影響を与えることがあります。

子どもの受け口を放っておくとどうなる?

しゃくれている男の子

受け口を治さずにいると、将来的にこんなリスクがあります。

・噛み合わせが悪くなることで、あごの関節に負担がかかりやすくなる
・顔の形に影響が出やすく、しゃくれやすくなる(外科的矯正が必要になるケースも)
・話しづらさやコミュニケーションの悩みが増える
・あごのズレが肩こりや頭痛の原因になることも

小さいうちか法・改善方法

① 予防矯正

3〜6歳ごろに始めるマウスピース型の装置です。柔らかい素材で痛みが少なく、寝ている間にも装着できるため、お子さまにも負担が少ないです。

② 床矯正装置

6〜10歳ごろに始め、あごの成長をサポートします。取り外し可能で、保護者の管理がしやすいのが特徴です。

③ マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)

インビザライン・ファーストは透明で目立ちにくい矯正装置です。普段の生活や学校生活にもなじみやすく、見た目を気にする方でも安心して使用できます。

【春藤歯科医院のインビザライン・ファーストについてはこちら⇨】

④ フェイスマスクなどの装置療法

あごの骨格に問題がある場合に使用。上あごの成長を促します。

なぜ5歳ごろまでの受け口の治療が重要なのか?

兄弟

受け口の治療は、5〜7歳くらいまでに始めるのが理想的です。特に乳歯が生えそろい、永久歯への生え変わりが始まる前の段階で対処できると、骨格のコントロールがしやすくなります。早期の対応で、将来的に外科的手術を回避できる可能性が高くなります。

お子さまの受け口にお悩みなら神戸市垂水区の「春藤歯科医院」へ

お子さまの歯並びは、見た目だけでなく健康にも大きく関わります。気になる症状があれば、早めに歯医者で相談しましょう!
早期発見・早期治療が、将来的なトラブルの予防につながります。
当院では、体のバランスや噛み合わせなどを根本から矯正する、治療を心がけています!見た目だけでなく機能面もしっかりと改善したい方はお気軽にご相談ください!

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