目次
マウスピースが「浮く」とは?

装着直後の“浮き”はよくあること?
マウスピース矯正を始めた直後や、次の段階に移行したときに「ちゃんとはまっていない気がする」と感じることがあります。これは歯の動きにマウスピースがまだ追いついていない状態で、特に珍しい現象ではありません。
浮きの見分け方とよくある症状例
前歯の先にすき間ができている、マウスピースがしっかりと収まらない感じがする、などの症状がある場合、それは「浮いている」サインかもしれません。装着後数日で落ち着けば問題ないこともありますが、変化がなければ注意が必要です。
マウスピースが浮く主な原因とは

前歯・奥歯・八重歯など部位による違い
動かす距離が大きい前歯や、力が加わりやすい奥歯など、部位によって浮きやすさには違いがあります。歯並びが複雑なところではマウスピースが完全にフィットしにくくなることもあります。
アタッチメントが外れている可能性も
マウスピースの位置を安定させるために歯に付けられている小さな突起(アタッチメント)が外れていると、装置が浮いてしまう原因になります。部分的にフィットしていないときは、このトラブルを疑いましょう。
順番ミスや装着時間不足も原因に
マウスピースの装着時間が短かったり、誤って違う順番で装着してしまったりすると、歯が想定通りに動かず浮きやすくなります。決められた時間と順番を守ることが大切です。
どこまでなら大丈夫?許容範囲の目安

1〜2mmの浮きは問題ない?
見た目に少しすき間がある程度で、1〜2日でフィットしてくるようであれば、過度に心配する必要はありません。とくに交換直後は多少の浮きが出ることがあります。
3日以内に収まらない場合は要注意
数日経っても浮いたまま、またはすき間が2ミリ以上あるような状態が続く場合、治療の進行に影響が出る可能性があります。判断に迷ったら早めの相談が安心です。
自宅でできる3つの対処法

チューイーを使った正しい噛み方
シリコン製の「チューイー」を使って、マウスピースをまんべんなく押し込むように噛むと、浮きが改善することがあります。左右均等に5分ほど噛むのが効果的です。
装着時間・噛み合わせの確認方法
装着時間が20時間以上確保できているか、片側ばかりで噛んでいないかなど、日常の使い方を振り返ってみましょう。ちょっとした意識でフィット感が変わることもあります。
マウスピースの変形を防ぐ扱い方
高温や強い力でマウスピースが変形してしまうと、正しい装着が難しくなります。熱いお湯で洗わない、踏まない、保管時はケースに入れるなどの基本を守りましょう。
それでも浮く時はどうする?歯科医院での対応

1つ前のマウスピースに戻す判断基準
現在のマウスピースがどうしても合わないときは、1つ前のものに一時的に戻す判断が必要になることもあります。ただし、これは必ず歯科医院の指示を受けて行いましょう。
再調整・再スキャン・再作成の可能性
浮きの原因が装置の変形や歯の動きのずれにある場合、改めて型取りをしてマウスピースを作り直す対応になることも。早めに相談することで、スムーズな再調整が可能になります。
H放置するとどうなる?起こり得るトラブル

治療計画がズレてしまうリスク
浮きがあるまま次のステージに進めないと、歯の移動計画が崩れ、最終的な治療期間が長引いてしまう場合があります。
浮いた部分が歯ぐきを傷つける可能性
フィットしていないマウスピースは、歯ぐきに当たって傷をつけたり、口内炎の原因になることも。安全に続けるためにも早めの対処が必要です。
よくある質問(Q&A)

チューイーで浮きが取れない時は?
噛み方や位置を変えても浮きが収まらない場合は、自己判断せずに歯科医院へ連絡しましょう。装着状態やアタッチメントの有無を確認してもらう必要があります。
交換後すぐ浮いても問題ない?
新しいマウスピースに変えた直後は、多少の浮きがあるのが普通です。ただし3日以上改善しないときは、早めに相談しましょう。
熱い飲み物で変形したかも?
60度以上の熱にさらされると、マウスピースは変形する恐れがあります。装着中は飲み物の温度にも注意が必要です。変形の疑いがある場合はすぐに連絡しましょう。
不安なときは気軽に相談を
セルフチェックのポイント3つ
- 浮き幅は1〜2mm以内か?
- 浮きが3日以上続いていないか?
- アタッチメントは外れていないか?
これらを確認するだけでも、安心材料になります。
改善しない場合は早めの受診を
少しでも「おかしいかも?」と思ったら、気軽にご相談ください。相談が早ければ早いほど、治療の軌道修正もスムーズに行えます。WEB予約・お電話、どちらからでも受け付けております。