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子供の歯が少し欠けたらどうする?受診目安と応急処置を解説

子供の歯が少し欠けたときは、痛みがない場合でも、歯や歯ぐきにダメージを受けていることがあります。まずはお口の状態を落ち着いて確認し、必要に応じて歯科医院で状態を見てもらうことが大切です。

子供の歯が少し欠けたときにまず確認すること

子供の歯が欠けたときは、見た目だけで判断せず、お口全体の状態を落ち着いて確認することが大切です。
受診時に状況を伝えやすくするためにも、いつ・どのように欠けたのかをあわせて確認しておきましょう。

痛みや出血があるか確認する

まずは、お子さまが痛がっていないか、歯や歯ぐきから出血していないかを確認しましょう。
少し欠けただけに見えても、歯の内側まで刺激が伝わっている場合があります。

歯がぐらついていないか確認する

歯が欠けたときは、歯が動いていないかも見ておきましょう。
転んだりぶつけたりした衝撃で、歯の一部だけでなく、歯の根や周りの歯ぐきに力が加わっていることがあります。
指で強く揺らす必要はありません。お子さまが噛んだときに痛がる、歯の位置が少しずれて見える、歯が浮いたように見える場合は、できるだけ早めに歯科医院で確認しましょう。

欠けた範囲と破片の有無を確認する

欠けた部分が小さいのか、大きく欠けているのかを確認しましょう。
前歯の先が少し欠けているだけに見えても、欠けた面が鋭くなっていると、舌や唇を傷つけることがあります。

歯ぐき・唇・口の中にケガがないか確認する

歯が欠けた原因が転倒や衝突の場合、歯だけでなく、歯ぐきや唇、頬の内側を傷つけていることがあります。
口の中を軽く見て、腫れや切り傷、内出血がないか確認しましょう。
唇が切れている、歯ぐきから血が出ている、口を開けにくそうにしている場合は、歯以外の部分にも負担がかかっている可能性があります。

歯が欠けた直後に自宅でできる応急処置

子供の歯が欠けた直後は、慌てて触ったり戻そうとしたりせず、お口の中を清潔に保つことが大切です。痛みや出血の有無を見ながら、できる範囲で応急処置を行いましょう。

口の中をやさしくゆすいで清潔にする

歯が欠けた直後は、口の中に血液や砂、食べかすなどが残っていることがあります。まずは水でやさしく口をゆすぎ、口の中を清潔にしましょう。
強くブクブクゆすぐと、出血している部分に刺激が加わることがあります。お子さまが怖がっている場合は、無理に何度もゆすがせず、できる範囲でかまいません。

出血がある場合は清潔なガーゼで軽く押さえる

歯ぐきや唇から出血している場合は、清潔なガーゼやハンカチで軽く押さえましょう。
強くこすったり、何度もめくって確認したりすると、血が止まりにくくなることがあります。
しばらく押さえても出血が続く場合や、血の量が多い場合は、早めに歯科医院へご相談ください。

欠けた歯の破片は捨てずに保管する

欠けた歯の破片が見つかった場合は、捨てずに保管しましょう。破片の状態によっては、歯科医院で確認する際の参考になることがあります。
乾燥しないように、清潔な容器に入れて持参してください。ティッシュに包むと乾きやすく、紛失しやすいため注意が必要です。
誤って飲み込まないよう、見つけたらすぐに保管しておきましょう。

欠けた部分を触りすぎないようにする

欠けた歯の表面がザラザラしていたり、鋭く尖っていたりすると、気になって舌や指で触ってしまうことがあります。
しかし、何度も触ると舌や唇を傷つけたり、痛みが出たりすることがあります。お子さまには、できるだけ触らないように声をかけ、食事も硬いものや噛みにくいものは控えましょう。

市販の接着剤などで戻そうとしない

欠けた歯の破片がある場合でも、市販の接着剤などで戻そうとしないでください。お口の中に使うものではないため、歯ぐきや粘膜を傷つけたり、歯科医院での治療がしにくくなったりすることがあります。
破片はそのまま保管し、歯科医院で状態を確認してもらいましょう。

少し欠けただけでも歯医者に行った方がよい症状

少し欠けただけに見えても、痛みやしみる症状、歯のぐらつきなどがある場合は注意が必要です。以下のような症状がある場合は、歯科医院で状態を確認しましょう。

  • 冷たいものがしみる・痛みが続く
  • 歯がぐらついている
  • 歯の色が変わってきた
  • 歯ぐきが腫れている・膿が出ている
  • 欠けた部分が大きい・鋭く尖っている

歯科医院で行う欠けた歯の治療方法

子供の歯が欠けたときの治療は、欠けた大きさや痛みの有無、乳歯か永久歯かによって変わります。歯科医院では、お口の状態を確認したうえで、お子さまに合った方法で治療を進めます。

子供の歯の治療の画像

欠けた範囲に合わせて歯の形を整える治療

歯の先が少し欠けている場合は、欠けた部分をなめらかに整えたり、歯科用の材料で形を補ったりすることがあります。
春藤歯科医院では、お口の状態に合わせて必要な治療を行い、できるだけ歯を削らない治療を心がけています。

乳歯と永久歯の状態に合わせた治療

子供の歯は、年齢によって乳歯と永久歯が混ざっている時期があります。そのため、欠けた歯が乳歯なのか永久歯なのかを確認し、それぞれの状態に合わせて治療を考えます。
乳歯の場合は、これから生えてくる永久歯への影響も確認しながら処置を行います。永久歯の場合は、できるだけ歯を守ることを考えながら治療を進めます。
見た目だけでは判断しにくいこともあるため、痛みがなくても、欠けた原因や歯の状態を歯科医院で確認しておくことが大切です。

治療後の経過を確認するための通院

歯が欠けた直後は問題が少なく見えても、時間が経ってから痛みが出たり、歯の色が変わったりすることがあります。そのため、治療後も必要に応じて経過を確認します。
特に、転倒や衝突で歯をぶつけた場合は、歯の根や周りの組織に負担がかかっていることがあります。
治療後に「しみるようになった」「歯の色が変わってきた」「噛むと痛い」などの変化があれば、早めにご相談ください。経過を確認することで、症状の変化に合わせた対応がしやすくなります。

子供の歯が欠ける原因

子供の歯が欠けるきっかけは一つではなく、日常生活の中に隠れていることがあります。原因を知っておくことで、今後のケガや歯のトラブルを防ぐ意識にもつながります。

転倒した子供の画像

転倒・スポーツや遊びの中で歯をぶつけた

子供は、走っているときに転んだり、遊具や床に口元をぶつけたりして、歯が欠けてしまうことがあります。特に前歯はぶつけやすい位置にあるため、少し欠ける、歯ぐきから血が出る、唇を切るなどのトラブルが起こりやすい部分です。
スポーツや遊びの中で人や物にぶつかった場合も、歯に強い力がかかることがあります。見た目では小さな欠けに見えても、歯の根や歯ぐきに影響していることがあるため、痛みがない場合でも状態を確認しておくと安心です。

虫歯で歯が弱くなっていた

虫歯が進んでいる歯は、健康な歯に比べて欠けやすくなることがあります。表面からは小さく見える虫歯でも、歯の内側で広がっていると、食事中に噛んだだけで欠けてしまう場合があります。
「硬いものを食べたわけではないのに欠けた」「欠けた部分が黒っぽい」「歯に穴のような部分がある」といった場合は、虫歯が関係している可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりで歯に負担がかかった

寝ている間の歯ぎしりや、日中の食いしばりによって、歯に負担がかかることがあります。
子供の歯ぎしりは成長の中で見られることもありますが、強い力が続くと、歯の先がすり減ったり、小さく欠けたりすることがあります。
朝起きたときにあごを痛がる、歯の先が平らになっている、同じ場所ばかり欠けるといった場合は、噛み合わせや歯ぎしりの影響も考えられます。
気になる変化がある場合は、歯の状態だけでなく、噛み合わせも含めて確認しておくことが大切です。

放置した場合のリスクや将来的な影響

子供の歯が少し欠けただけに見えても、そのままにしていると虫歯や痛みにつながることがあります。見た目だけで判断せず、気になる変化がある場合は歯科医院で確認しましょう。

欠けた部分から虫歯が進むことがある

歯が欠けると、表面がザラついたり段差ができたりして、汚れがたまりやすくなることがあります。歯ブラシが当たりにくい場所に汚れが残ると、そこから虫歯が進む場合があります。
特に子供の歯は大人の歯よりも虫歯が進みやすいことがあるため、「少し欠けただけだから大丈夫」と思って放置しないことが大切です。
欠けた部分が黒っぽい、食べ物が引っかかる、歯みがきのときに痛がる場合は、歯科医院で状態を確認しましょう。

痛みやしみる症状が後から出ることがある

歯が欠けた直後は痛みがなくても、時間が経ってから冷たいものがしみる、噛むと痛い、何もしていなくてもズキズキするなどの症状が出ることがあります。
これは、欠けた部分から歯の内側に刺激が伝わりやすくなっている場合があるためです。
また、転倒や衝突で歯をぶつけた場合は、見た目の欠けが小さくても、歯の根や周りの歯ぐきに負担がかかっていることがあります。
痛みが後から出てきた場合は、様子を見続けずにご相談ください。

歯の色や歯ぐきに変化が出ることがある

歯を強くぶつけた後、しばらくしてから歯の色が黒っぽく見えたり、黄色っぽく変わったりすることがあります。歯ぐきが腫れる、膿が出る、歯の周りを押すと痛いといった変化が出ることもあります。
こうした変化は、歯の内側や歯の根の周りにトラブルが起きているサインの場合があります。
見た目の欠けが小さくても、歯の色や歯ぐきの状態に変化がある場合は、歯科医院に相談しましょう。

乳歯のケガが永久歯に影響する場合がある

乳歯はいずれ生え変わる歯ですが、乳歯の下にはこれから生えてくる永久歯があります。強くぶつけた場合や、歯ぐきの奥までダメージが及んでいる場合は、永久歯の生え方や歯の形に影響することがあります。
「乳歯だからそのままでよい」と判断してしまうと、後から痛みや腫れが出たり、永久歯が生える時期に気になる変化が見つかったりすることがあります。
子供の歯が欠けたときは、乳歯か永久歯かに関わらず、一度お口の状態を確認しておくと安心です。

子供の歯が欠けてお困りの方は神戸市垂水区の春藤歯科医院へ

神戸市垂水区の春藤歯科医院では、お子さまの様子に合わせながら、歯が欠けた原因やお口の状態を確認します。いきなり治療を進めるのではなく、お子さまが不安になりにくいように声をかけながら、必要な処置をご案内いたします。

「少し欠けただけだけど心配」「痛みはないけれど放置してよいか分からない」「転んで前歯をぶつけてしまった」など、子供の歯のトラブルでお困りの方は、春藤歯科医院へご相談ください。

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監修医情報

春藤歯科医院 院長

春藤 泰之 医師

医師写真
略歴
                 
1982年城西歯科大学(現明海大学歯学部)卒業
1982年 神戸市内の歯科医院に勤務
1985年5月 神戸市垂水区で春藤歯科医院 開院
経歴
  • 神戸市立舞子小学校 校医
  • 国際波動研究会 学術委員
  • 日本医学医療交流財団 特別賛助会員
  • I・M・Sホワイトニング インストラクター
  • 環境健康学トランスレーター
  • 財団法人野口英世医学研究所 歯科部会フェロー会議 理事
  • 意識波動医学研究会 会長代行
  • スポーツマウスガード研究会 認定医
  • 日本家庭歯科医療研究会 監事
  • 野口インプラントプラクティス 創設メンバー
  • 第3回歯科甲子園Dー1グランプリ 実行委員長
所属学会
  • 日本先進インプラント医療学会 会員
  • 日本構造医学協会 会員
  • 床矯正研究会 会員
  • 日本歯科東洋医学会 会員
  • 日本全身咬合学会 会員
  • 日本一般臨床医矯正研究会 会員
  • 国際歯周内科学研究会 会員
  • 日本バイデジタルOリングテスト医学会 会員
  • 日本テレセラピー研究会 会員
実績

歯科甲子園Dー1グランプリにて、顧客満足度部門で3年連続「優秀医院賞」を受賞

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